今年も残すところわずかとなりました。1月末に母が亡くなり悲しみに暮れていたのを昨日の事のように思い出します。

家族はいなくなり、親戚付き合いも友達付き合いもない私は孤独を紛らわすかのように時間を仕事に費やしました。守るべき者がいないというのは想像以上に不安になるものですね。


ペットとかは死んだら号泣必至なので、新しく我が家にサックスを迎え入れることにしました。

カーブドソプラニーノです。サックスマガジンVol.2で話題のカーブドソプラノではありませんよ~。

思えば高校の修学旅行中に東京の楽器店でソプラニーノ(ストレート)を試奏しその難しさに衝撃を受けたり、サックス講師職に就いてからも一時期セルマーMark6シルバーのソプラニーノをプロ奏者から購入し使用していたりと、何かと縁があるソプラニーノ。

珍しい物が大好きな私は再度ソプラニーノを持つならカーブドと決めていました。カーブドソプラニーノだとメーカーですぐ思いつくのはKalison、ORSI、Martin、Rampone。High F#keyなど全てのkeyが付いているランポーネにしようと決意しました。

curvedsopranino-pipers1

管楽器専門雑誌パイパーズの2014年春号(Vol.392)の表紙を飾ったあの子です。
Rampone&Cazzani社や輸入代理店の石森管楽器と連絡を密にし、交渉成立。到着を待ちました。


到着後の第一印象は「小さっ!!」
A4よりやや小さいパイパーズと比べてもこんな感じです。(笑)

curvedsopranino-pipers2

音程はストレートのソプラニーノよりコントロールが難しく感じ、特に中音域ラ(記譜音)より上はかなり高めなのでリードによってまたジャンルによっては替え指を考えた方が良いかもしれません。目下練習中です。

ロングトーンやスケールなど基礎練習から始め、2015年には腕を磨き演奏する機会を持ちたいと思っています。来年の私の目標ですね。


何はともあれ、めでたくこの子は我が家のサックス・ファミリーに加わりました。

All-Saxophones1

左から順に、
メーカー(国)/ランポーネ(イタリア)・キング(アメリカ)・ヴァイブラート(タイ)・ポールモーリア(フランス)・ヤナギサワ(日本)
素材、仕上げ/レッドブラスVSP・GP・ポリカーボネート・ジャーマンシルバー・GL

全く統一性のない、個性的なファミリーです。(笑)


これに合わせてプロフィール更新しました。