一日12時間サックスのレッスンを行うこともよくある。 アラフォーの身体はさすがに悲鳴を上げる。今でこそ良い状態で安定しているけれど、いつまたOPLLが表に顔を出すか、常に不安がよぎる。

首周辺の負担を和らげるためにストラップはブレステイキング(旧タイプ)をカスタマイズして使用していましたが、ここ最近はマーマデューク のフェザーストラップⅡを使用。しかしこのストラップ、着ている服により、どんなに曲げて調整をしても、片側が浮いたり、首のサイドに当たったりする。

私だけかと思ったらこの不具合は複数の方が感じているみたいですね。 マーマデュークのサイトを見たらフェザーストラップ用クロスバーなるものが…

クロスバーはリーズナブルだけど何かそそられない。流行のバードストラッブやサックスホルダーも良いものには違いないが、私の場合、買い替えるならブレステイキング・ライザかバンドレンのユニバーサルハーネス。

ストラップを選ぶ際、みなさんはどういったことを考えますか?パッと私が思いついたのは以下の観点。

・首や肩の負担軽減or分散
・着脱のしやすさ
・サイズ感(サックスの持ち替えに対応できる紐の長さ)
・コストパフォーマンス 
・サックスケースへの収納のしやすさ
・素材と装着時のフィット感
・デザイン 

なかなか全ての観点で満足を得られるのは難しいことのように思います。


悩みましたが、長時間、長期間、自分自身が快適にサックスを吹き続けられるよう、カスタマイズすることにしました。 

アレクサンダー・テクニークで学んだことも盛り込みつつ、ブレステイキングとマーマデューク ・フェザーストラップⅡ の自分が感じるメリットを活かし、デメリットを排除するとこんな出来上がりになりました。

・バランスの良い負担分散
・可動バーとスライダーで迅速に長さを調節
・二つのフックでカーブド系サックス(ソプラニーノやソプラノ)からアルト・テナー・バリトンまで持ち替え可能

custumized strap

商品化するわけではなく、あくまで自分の心地良さを優先しただけの仕上がりなので現実はこの程度。


理想はと言えば、ロシア生まれでドイツのデザイナー・Anna Suslova氏の考案したサックス・ストラップ。

Anna Suslova-saxophone strap


メールでラブコールするも今のところ何の音沙汰ございません。