体験レッスン・フィーバー で只今15連勤中。まだまだ続きそうで皆様に感謝するばかりです。レッスンでお会いする際、覚束ない足元だったり、目の下のくまがあっても、お許しを!


札幌に住むようになってから二十数年、いろいろなレコーディングスタジオにてレコーディングしてきましたが、大抵は頼まれ事だったり、仕事だったり、バンドのデモ音源でした。

先週の金曜日、初めての試みですが、自分の趣味で 贅沢にも"おひとりさまレコーディング" をして来て、今日の夜、そのミックス&マスタリングに立ち会ってきました。

ここ1ヶ月半ぐらいはレッスンが10時間以上ある時でも4時間ぐらいは練習し、レコーディングに臨みました。

音色、音程、奏法、リズム感のチェック以外にも、マイクのりの良いリードの選定、マイクとの相性など自分のサックスを見つめ直す格好の機会となりました。

仮オケ段階ではマイクはaudio technicaのAT4050で録ったものを採択しておりましたが、どうも音が丸い。自分の音じゃないみたいでした。

運動というものができないせいもあり、顔も体も丸みを帯びてきた私ですが(汗)、ついに音まで丸くなってしまったか、と愕然としました。どうせ丸くなるなら音ではなく性格が丸くなりたいものです。

今日スタジオに行ってみたら、最終的には私の第一希望だったマイク「クジラ」の方が良かったとのことで聴いてみました。いつも自分自身が認識している音に近かったし、エンジニアの方もそちらが良い、ということでしたのでホッとしました。

エンジニアの方は元々バンドをやっていた時にレコーディング技術を覚え、専門学校などは行っていないそうです。いわゆる趣味を仕事にしている方で、私もそうなので大変共感できます。私と違い大変気さくな方で、こちらの意図をすぐ汲み取ってくれて、納得のいく仕上がりとなりました。

サックスのレコーディングはあまり多くは無いらしく、それもかえって好を奏したかもしれません。サックスに詳しすぎるエンジニアだと、ちょっとした趣味の違いでえらく揉めてまとまらないことがあります。

私の目標の一つですが、サックスを知らない、あまり好きではないという方をも振り向かせる演奏ができらと願っているので、貴重な感想やご意見もいただけ、ゴキゲンです。

今回は下見を入れて三回お会いしただけですが、とても勉強になりましたし、満足度もバッチリです。今後レコーディングが必要な時はまたお願いしようと思っています。

生徒さんでバンドをやっている方にもおすすめいたします!
気になる方はレッスンで訊いてください。