本日は母の百箇日法要のためお休みをいただきました。届出や法要の準備のため昨日今日と連日で小樽へ。四十九日の時はまだ墓地の雪も深く見合わせていた納骨も行い、やっと落ち着いた気持ちを取り戻した感じです。
皆様はゴールデンウィークをどう過ごされましたか? レッスンの時に教えてくださいね。
夕刻に札幌に戻り、頼んでいたアルトサックスのパッド(タンポ)が届いたというのでBRASSWORKさんを訪れました。注文したパッドが全て入荷するまで約三週間ぐらい待っていたので、自然に早足になります。
A【赤】~ピゾーニプロ(黒)パッド PRO109BKPTS(メタルレゾネーター/プラチナサテン・ハットスタイル)
B【青】~ピゾーニプロ(黒)パッド PRO105BK(メタルレゾネーター/ニッケルシルバー)
C【緑】~サックスグルメ(カンガルー・黒)パッド プラスチックレゾネーター
今回の全パッド交換計画の発端はやはりより多くのレッスン、長時間のレッスンに対応できるようにというものです。しょっちゅうパッド交換をしなくて済むように耐久性を気にしつつ、音も自分好みなダーク系を長期間維持できるようにと、時間をかけて情報収集からスタート。
最初はAをセルマーⅡ、BをセルマーⅢと同じマイパッドにしようと考えたのですが、マイパッドよりピゾーニプロの方がグレードが高く撥水性も優れているのと、レゾネーターをサテンにするにはさらに時間がかかることから計画を変更しました。
また当初Cはメタルウェーブレゾネーターの予定でしたが、主にクローズドキィのベタ付き防止と耐久性アップが目的でしたので、錆が生じないようプラスチックレゾネーターに変更。(パッドにとっては良くないがレゾネーターの錆で音が良くなる、という過激な意見もこの道のプロの方[以下;社長さん]に伺ったので迷いましたが)
サックスグルメパッドの中身のフェルトや紙が粗雑だったりサイジングがしっかりしていないということも囁かれておりましたが、耐久性のあるカンガルー革は必須でしたのでサックスグルメパッドは変更しませんでした。選択肢としてミュージックメディックのカンガルー白革もありましたが、白だと汚れも目立ちそうでしたので見送りました。
オクターブ(ネック側と本体側)のタンポにはクランポンのクラリネット上位機種で使用されているゴアテックスに目をつけましたが、社長さんに「オクターブ跳躍で万一レスポンスが遅くなったら致命的ですよ」と諭され、素直に従いピゾーニプロ(黒)にしました。
最終的なオーダーとその理由は↓
普段閉じているクローズドキィ(オクターブキィを除く)とベタつきやすい左手Cキィ(Bと連動して閉じるフロントFキィ真下のキィ~画像の薄い緑色)⇒耐久性重視のためカンガルー革でプラスチックレゾネーター。
オープンキィ(テーブルB♭・テーブルB・lowC)⇒レスポンス重視で本体と同じニッケルシルバーレゾネーター(サテンにはせず)
上記以外のオープンキィ⇒音色重視(ダークで重厚)でプラチナサテンレゾネーター。
わかりにくくてすみません。ご興味がある方は尋ねてください。
仕上がりがとても楽しみです。仕上がるまでのアルトサックスのレッスンですが、いつもと違うアルトサックスが登場しますよ。(Vibratoのサックスじゃないですよ) かなりの優れものです。そのサックスについてはまた後日ご紹介いたしますね。