札幌のサックス教室 サックスセラピーのブログ

札幌サックス教室サックスセラピーのサックス講師によるサックスにまつわるブログ。

2014年12月


 今年も一年、生徒の皆様には大変お世話になりました。

上半期はロフストランドクラッチ(杖)に頼るお見苦しい姿でレッスンに現れ、ご心配をかけました。不治の病ゆえ、またいつ調子が悪くなるかいつも不安ですが、現在は調子がまあまあ良いので、来年はこの状態を維持していけたらと思います。

 皆様の多岐に渡るサックスに関するご要望にできる限り応じることで、私自身も学びましたし、生徒の皆様の努力を目の当たりにし、ますますサックスが好きになった一年でもありました。

企画倒れがあったことが心残りですが、退会者も今年は例年より極めて少なく、おかげさまで私も良い精神状態でいられました。(サックス仲間が縁遠くなるほど悲しいものはないですからね。) レッスン数も過去最多でどんだけ感謝しても足りないぐらいありがたく思っております。

サックスに関して自分もやりたいことがたくさんありますが、「できないことができるようになる喜び」や「レパー トリー が増える楽しみ」を与え続け、時には「サックスに対する好奇心」をかきたて、来年は今年以上に皆様のサックスライフを適切かつ丁寧にサポー トしていく所存です。


来年もまたよろしくお願いいたします。
なお喪中につき年明け、新年のご挨拶は割愛させていただます。ご承知置きください。


それでは良いお年を。


 


いつもより遅めの仕事納めでした。

レッスンは夜だけでしたので、お世話になっているTwo-fiveイーアス札幌店のレッスンルームで午後から6時間ばかり個人練習 。ご飯食べるのも忘れてました。


来年の自分の目標の一つは「高音男子」(笑)


自分の持論では、

"全音域のロングトーンする時間がない時は、管全体が振動する低音域のロングトーン優先"

"持っている全部のサックスを練習する時間がなければ音程コントロールがシビアな小さい(音域が高い)サックス優先"

なのです。


日本で高音の女王と言えば真っ先に各川芽さんを思い出しますが、石森管楽器でレッスンされているんですよね。「ソプラノ・ソプラニーノ・ソプリロでお困りの方はどうぞ」的な。

お困りではないけれど「高音女王」様の替え指や技などをお尋ねに、いつかレッスンを受けてみたいものです。北海道来ることないのかな~。


通常の練習と少し違ったので唇が腫れて過去最大のサイズに。Nigel Woodの強靭な唇が欲しい今日このごろです。



話は変わって、普段サックスはオールマイティーを目指しておりますが、得意ジャンルはと問われれば私の場合、フュージョンやスムースジャズ。でも今年閲覧したYouTubeで私が最も心を揺さぶられたのは実は他のジャンルでした。甲乙付けがたいので同率一位ということで二つ紹介いたします。

「これの何がいいの?」ってのは無しでお願いします。たまに「どこがいいんですか?全く良さがわからないですが」って食ってかかる方がいたりするので困ります。色々好きなんです。(苦笑)


私が高校生時代の時から大好きな曲~ストラヴィンスキーの「春の祭典」。何とサックスのラージアンサンブルで発見!




目まぐるしく拍子が変わる30分超の大曲を暗譜!? 凄すぎです。長いのでお時間のある時にご覧になることをお勧めします。


もう一つは兼松衆さん作曲の「Heads or Tails」。泣けるくらいのカッコ良さ! これはやってみたい。どうしてもやりたいのに楽譜がない。(涙) ん~、勉強して国立音大に入学したら演奏できる?(笑)





そして本日、今年最後のサックス関連のお買い物。

HERCULES



あ、クラリネットスタンドとエスクラのリードだからサックス関連じゃないか。(謎)







 


やっと青森から届きました。3Dプリンターで印刷したABS樹脂製のリガチャー。
A1Sの色に合わせてオレンジ&ホワイト。

5mm切断したVibratoサックスのオリジナル・マウスピースに装着。

以前ヴァイブラートにメタルマウスピースを使用していましたが、最近はバランスを考えオリジナル・マウスピースを使用しています。リガチャーもチープな造りですが、リードの振動をリガチャーに伝えず素直で素朴な吹き心地です。夜中の採譜にこのセッティングのヴァイブラートは最適。楽に柔らかく吹け、音量も絞れます。

nesi3dligature

製造元は株式会社NESI
ネッシーって!(笑)


 


 今年も残すところわずかとなりました。1月末に母が亡くなり悲しみに暮れていたのを昨日の事のように思い出します。

家族はいなくなり、親戚付き合いも友達付き合いもない私は孤独を紛らわすかのように時間を仕事に費やしました。守るべき者がいないというのは想像以上に不安になるものですね。


ペットとかは死んだら号泣必至なので、新しく我が家にサックスを迎え入れることにしました。

カーブドソプラニーノです。サックスマガジンVol.2で話題のカーブドソプラノではありませんよ~。

思えば高校の修学旅行中に東京の楽器店でソプラニーノ(ストレート)を試奏しその難しさに衝撃を受けたり、サックス講師職に就いてからも一時期セルマーMark6シルバーのソプラニーノをプロ奏者から購入し使用していたりと、何かと縁があるソプラニーノ。

珍しい物が大好きな私は再度ソプラニーノを持つならカーブドと決めていました。カーブドソプラニーノだとメーカーですぐ思いつくのはKalison、ORSI、Martin、Rampone。High F#keyなど全てのkeyが付いているランポーネにしようと決意しました。

curvedsopranino-pipers1

管楽器専門雑誌パイパーズの2014年春号(Vol.392)の表紙を飾ったあの子です。
Rampone&Cazzani社や輸入代理店の石森管楽器と連絡を密にし、交渉成立。到着を待ちました。


到着後の第一印象は「小さっ!!」
A4よりやや小さいパイパーズと比べてもこんな感じです。(笑)

curvedsopranino-pipers2

音程はストレートのソプラニーノよりコントロールが難しく感じ、特に中音域ラ(記譜音)より上はかなり高めなのでリードによってまたジャンルによっては替え指を考えた方が良いかもしれません。目下練習中です。

ロングトーンやスケールなど基礎練習から始め、2015年には腕を磨き演奏する機会を持ちたいと思っています。来年の私の目標ですね。


何はともあれ、めでたくこの子は我が家のサックス・ファミリーに加わりました。

All-Saxophones1

左から順に、
メーカー(国)/ランポーネ(イタリア)・キング(アメリカ)・ヴァイブラート(タイ)・ポールモーリア(フランス)・ヤナギサワ(日本)
素材、仕上げ/レッドブラスVSP・GP・ポリカーボネート・ジャーマンシルバー・GL

全く統一性のない、個性的なファミリーです。(笑)


これに合わせてプロフィール更新しました。






 


ありがたいことに最近何だかお問い合わせが激増して おります。
なかなかご予約を承れずお待たせしてしまっているお客様、申し訳ございませんが気長にお待ちください。


先日ブログで触れたVibratoサックスのカスタマイズが終わりました。

使用するリードについての考察ですが、これまでは葦のリードを付けていました。バンドレンやゴンザレスの自分にとってはやや柔らかめのリードを使用することが多く、カスタマイズする前はバンドレンの緑JAVA2半をよく使用していました。(プラスチックサックスではなく普通のアルトサックスを吹くときはバンドレン青箱4またはZZ3半を使用)

少し硬めの番手にしてみたら低音がきついし、ソプラノサックスやテナーサックスのリードを付けてみたりもしましたが、音程に難があったり、アルトサックスらしい音色を得られませんでした。

ポリカーボネートのGUOネックがVibratoと相性良かったので、リードの素材も天然系より異素材の人工リードの方が良いのかなと思い立ち、調べてみました。

vibratpsaxophone-reeds

画像左は製造元のヴァイブラート社で試験的に作られているリード。これは残念ながら今のところ手に入りません。

画像中央上はフォレストーンのヴァイブラートサックスモデル。通常のフォレストーン・トラディショナルカットをベースに両面にブラスト加工を施したり手が加えられている。硬さは一番柔らかいXS。激薄だったりヴァンプが長めだったりこれはヒントになりそう。

ヴァイブラート用ではないですが、フォレストーンならGottsuが手を加えたGチューンか画像中央下の音川英二セレクトモデルも捨てがたい。ただいずれもXSに相当する番手のリードがないのが問題。

天然系を含め、手に入るもの、元から持っているリードも様々試奏しましたが、最終的にレギュラー・ポジションに選ばれたのは画像右のハリーハートマンズのファイバーリード "ナチュラルクラシック" MS。

しかもテナー用!Vibratoのオリジナルマウスピースは横幅が広めで、アルトサックス用のリードを付けていた時もティップのカーブが合わなく違和感を覚えていたからです。サイドレールの横幅も広く、その分リードミスの心配も減るわけですが、それにしてもアルトサックス用リードだとやたら両端からサイドレールが見える。

ハリーハートマンズは音色も柔らかく葦のリードに吹奏感が近いという評判も耳にしていたので、多少値が張るのと入手困難なのは我慢して探し、ようやく見つけました。

早速付けてみるとその音は想像以上に太く柔らかい。アルトらしさも音程も保っており私にとっては申し分ありません。色も白に近く、見た目の相性も良し!しばらく使ってみます。


リードの話はこれくらいにして今回のカスタマイズを簡単に振り返ります。

VibratoSaxophone-A1S-custumize1

 1, プラスチック製サムレストを削って成形し装着。
 2, トリルFキィのキィガードを離脱。
 3, サムフックのねじ穴を細工。金属ネジを外し、ポリカねじを装着。
 4, 中音域の音程がやたら高いのでパッドと音孔の開きを調節。特にDはかなり狭めに。
 5, もともと付いていたHigh F#キィを取り除く。
 6, ネックはGUOに交換。そのままだとオリジナルマウスピースが太すぎて息漏れするので、吸音シートを巻く。
 7, いろいろ取り除いたのでスッキリとした背面に。
 8, 今回最も難航したネックジョイント部の嵌合調整。前回は二番管ジョイント部の管内を削り、ネックのテノンにパッキンテープを巻いていましたが、さらに強固な嵌合にするべく、コルクでオリジナルネックのテノンを模倣してみました。オクターブ・レシーバー(連結棒)との距離感も絶妙に調整。
 9, LowE♭のキィガードを離脱。
10, オリジナルマウスピースに結束バンドリガチャー。リードはハリーハートマンズ。

High フロントFキィなどその他にも改造した箇所はありますが割愛いたします。


出来上がり図は"光るヴァイブラート"(笑)

VibratoSaxophone-A1S-custumize2


LEDを使用しています。音程や吹奏感に影響が出ないようにするのが意外と苦労しました。







 

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