札幌のサックス教室 サックスセラピーのブログ

札幌サックス教室サックスセラピーのサックス講師によるサックスにまつわるブログ。

2012年08月


サックスストラップはホームページのマニアックコラムでも触れている通り、スイスのサックスホルダーが気になっていましたが、アルトとテナーの持ち替えに対応するか不安なのと、お腹に当てる部分がどうもオシャレじゃないので購入を見合わせています。


現在使用しているストラップはブレステイキング旧タイプ。

新しいライザも出ていて調節しやすそうですが値段が高いので買い替えはしません。

まだブレステイキングが流行る前から気に入って使用しているのですが、一つだけ気がかりなことがあり、ずっとストレスを抱えていました。

他の方からはそういう症状を聞いたことがありませんが、私の初期のブレステイキング・ストラップ旧タイプは裏地の革(画像③)がすぐ色落ちしてしまうのです。

brethtaking


白いシャツなど着て使用などしたら、即刻首回りに革の茶色が付着してしまいます。


もう我慢の限界なので、以前にカナリヤで買っておいた生地やパーツ(7000円分ぐらい)を使用してストラップをリメイクすることにしました。BIN+WorldでSOIL&"PIMP"SESSIONS 元晴氏のように特注してもいいですが、ジュエリー主体だと高いし、あまりギラギラしたのは好みじゃないので、多少出来は悪くてもまあ自作でいいかなと。

上記画像②と③は逆にし、④は不使用。裏地の茶色の革、内部のクッションなどを必要に応じて除去。


行き当たりばったりで作りましたが、イメージは自分の好きなブランドの服。初期のUNDER COVER、リメイクが得意なvintiandrews・hoodwink、YEAH RIGHT!ミハラヤスヒロ辺りを思い描きながら悪戦苦闘。慣れない裁縫もしたりして何とか出来上がりました。

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Aはこげ茶ハート柄のレザー、Bは黒ベア柄のレザー。

Cは背中に回す側でロープにはハンドグリップを装着(実際ストラップを持つ時に使用)

Dは緑の薄汚れたハギレを裏返して使用しポケット状にして内部はリードが入るようになっています。

E内部のストラップベルトにはペンを挿せるようになっており、それを蜘蛛の巣柄のスカーフっぽい素材で目隠し。

Fのリングはロープを巻くことで長さ調節できるように。


全体的に様々なモチーフのボタン、チャーム、ピンなどで装飾。ヤスリでダメージ加工を施しました。



今でこそデザインが少しずつ増えてきたサックスストラップですが、でもまだまだ種類やカラーの選択肢が少ないですよね。自己満足ですがサックスを吹くのがより楽しくなりそうな予感がします。


皆さんも自分だけのストラップを作ってみませんか?





今日はなかなか修理に出せなかったアルトサックスを直してもらいに行ってきました。

いつもリペアに出している所は最短で1週間かかるとのことだったので諦め、他の所へ。
その場で直してくれるとのことだったので急いでGO!


リペアマンの方は初対面だったのですが、最初無愛想に感じました。

オクターブキーのバネが錆び付いていて交換。舌打ちを20回ぐらいしてました。(笑)
オーバーホールが必要なぐらい酷使している楽器なので状態悪すぎて申し訳なかったです。


交換が終わった後、意外や意外、ビンテージサックスの話に始まり、意気投合。
2時間以上ノンストップでおしゃべりしていました。

辛口かつ斬新な切り口で現行のサックスメーカーやリペアショップについて語っていました。

ここでは書けないぐらい過激なトーク内容でしたが、おおむね予測していた通りでしたし、とても勉強になりました。久々に目から鱗です。

今日得た知識は惜しみなく生徒さんへ還元できたらと思っています。


束の間の楽しいひとときでした。


前回の記事で、サックスの教授法は人によって大きく異なり、それを吸収する側は、情報を鵜呑みにせずよく吟味し取捨選択するべきであることを示唆しました。

私は国内外問わずこれまで多くのサックスプレイヤーの生音を聴き、またレッスンを聴講してきました。

プレイヤーとしては尊敬していたのに雑誌やWEB上でのコラムを拝見すると全く的を射ていないことに落胆したこともあります。

また逆にプレイヤーとしては有名でなくても教育者として大変有益な言葉を残している方も多くおります。


以前、クラシック・サックス奏者としても教育者としても有名なマルセル・ミュールについて記事にしたことがあります。記事全文


私のレッスン方針と合致する部分が多いので紹介させていただきました。(あまりにも畏れ多いですが。)


私のサックスのプレイスタイル自体は、日本国内のサックス奏者でいうと、クラシック・吹奏楽においては須川展也氏、その他のジャンルにおいては本田雅人氏(フュージョン)の影響を強く受けています。


レッスン方針にも繋がるサックスのさまざまな点の認識については、マルセル・ミュールのものよりもさらに頷く点が多いものをつい最近見つけました。


これまでも尊敬していたサックスプレイヤーの一人、雲井雅人氏の「覚書」ver5.0 です。


どのジャンルでもサックス経験の長い方には全部読んでみてほしいです。初心者の方には難しければ最後の方にある「稽古の掟」だけでもいいので、お時間のある時にぜひ読んでみてください。


お恥ずかしながら私は、「稽古の掟」のうち一つだけ守れていません。ついつい休憩時間には一服してしまう悪い習慣が…。ごめんなさい。お酒は飲まなくて平気なんですけどね。



そういえば、昔、喫煙所で須川さんと少しだけお話させていただいたな~。




私のレッスンを受けている学生が、たまたま学校で呼んだ外部のサックス講師に、私が普段教えていることとは異なることを教わり困惑していました。

この生徒が偉いのは迷いが生じていることをすぐ私に教えてくれたこと。


A,「高音域ファ・ファ#で使用するパームキー(レフトサイドキー)Fは左手薬指で良いと言われた。」

B,「Bisキーはなるべく使用せず、特にゆっくりなテンポの時にシ♭(ラ#)はラ+サイドB♭キーを使用するようにと言われた。」

どちらもシチュエーションを限定しなければ大きな誤解を招くアドバイスであると言えます。

私はもちろん明確簡潔に説明し、その生徒の迷いを一瞬にして消しました。


あなたはこれらに関して下記の問いに自信を持って答えられますか?

Aについて薬指より中指が望ましい理由は?

シ♭(ラ#)運指について、BにあるBisキーとサイドB♭キーの明確な使い分けは? 
また左手人差し指+右手人差し指、左手人差し指+右手中指でも得られるシ♭(ラ#)の使用具体例は?

(↑ 気になる方はレッスンを受けて尋ねてくださいね。)


ピアノと比較するとレッスン教授法が確立されているとは言い難く、ジャンルごとに奏法も異なるため、このようなことは日常茶飯事です。

さまざまなサイトのQ&Aやブログなどで間違っていることを断定表現している場合もよくあります。プロだから正しい、素人だから間違っているとも限りません。

本当にサックスで解決したい悩み事があるのであれば、インターネットや教本からの偏った情報収集よりもいくつか体験レッスンを受けるのが得策だと思います。セカンドオピニオンは大切ですね。


他の生徒さん(大人の方)は他のサックス教室の先生にこう言われたそうです。

「その方法は私は教えていない。」

それでは研究熱心だったり、好奇心旺盛な方は落胆しますよね。

私なら「その方法をよくご存知ですね。さらにこういう時に使用するともっと便利ですよ!」と。


身体的にリラックスするため、音楽に集中するため、つらい反復練習を減らすためにも、運指の合理化をもっと意識的に行うべきだと思いますよ。



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